-HYIPがなぜ存在するのか?-(2)

 

さて、実業の定義までは終わりました。
HYIPを提供する側としても、儲けたいという気持ちから、このサービスを始めることには
誰しも異論はないでしょう。
HYIPに限らず、商売を始める理由もほぼ100%この気持ちがあるからですね。

HYIPのデメリットに「すぐ飛ぶ」つまりサービスが提供されても、
長続きせず(させず、というのが正確なところか。。。)消滅してしまうことです。
せっかく期待に胸ふくらませ、ビットコインを投下しても、数週間で消滅。
もちろん一番ショックなのが投下した資金も同時に消滅することです。

これは消滅させた側はなぜ消滅させるのでしょうか?
簡単ですね。持ち逃げです。逃げるが勝ち、をこれだけ真正面からやってしまうのも
すごいかもしれません。
では、HYIPとは全てがそういう持ち逃げ、言い換えれば泥棒サービスなのでしょうか?
これは現時点では答えがないと思います。

持ち逃げサービスであれば、前回の定義からすれば間違いなく「虚業」です。

虚業とは、何を、どのマーケット(個人向けか?企業向けか?)に向けて売っているのかが非常に分かりずらいビジネスモデル。

1 何を売るかも曖昧なビジネスモデルを標ぼうして、利率の高さを売りにする。
2 利率の高さに釣られ、手持ちの資金(ビットコイン)を投資。
3 期待に胸ふくらませサイトをチェック
4 おや?アクセスできないぞ。メンテナンスか?
5 永遠のメンテナンスでした。

様々なパターンがあるでしょうが、おおよそ上記の流れにはまるのではないでしょうか?

今回の本題です。
HYIPが100%、持ち逃げサービスだ、と判明した段階で、
HYIPからは撤退しましょう。カネをどぶに捨てる、だけでなく、
それまでの労力も全てムダになります。
しかし、現状ではその答えは出ていません。
完全な個人の直感からすれば、「利率は下がれど、HYIPのビジネスモデルは継続する」
と考えます。

次回はそのあたりを。。。